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2019年 12月 23日
「青葉台の戸建改修計画」4 外バルコニーの撤去等
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「青葉台の戸建改修計画」は、外バルコニーおよびサッシの撤去取り替えを進めています。
元の住まいでは、南側、東側に大きめのバルコニーがありましたが、今回の改修では、両方とも撤去し南側には、木のフレームによるパーゴラを設け意匠を整えます。外壁は、補修を加えた後にアクリル樹脂吹付仕上(ジョリパット)と唐松の縁甲板パネル貼仕上を予定しています。
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内部は、構造材の撤去および補強を進めていますが、中々予定通りに作業が進みませんが、丁寧に対応して行きたいと思います。(松田毅紀)





# by han-arc | 2019-12-23 10:00 | 青葉台の戸建改修
2019年 12月 16日
「板倉シェアハウス」4 屋根野地板
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「板倉シェアハウス」の屋根下地(天井面)は、スギ野地板なので、厚さ3センチ、巾13.5センチの落し板と同じ材を1枚1枚貼って行きます。
一般的な木造在来工法の場合は、構造用合板等のパネル材を貼って行くので、短時間で工事は、完了しますが、1枚1枚となると倍以上の時間が掛かります。
省力化する場合は、スギパネル材を利用する事もあります。
野地板材の上には、垂木と断熱材を敷き込むのですが、気密を取るため野地板の上に気密フィルムを貼り、その上に断熱材を敷き込む気密性能を高める計画としています。(松田毅紀)

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# by han-arc | 2019-12-16 10:00 | 板倉シェアハウス
2019年 12月 13日
住宅医スクール
三澤文子さんが講師を務める「住宅医スクール」の講義に初参加した。
『多摩丘陵の家』改修工事では日本エコハウス大賞の審査員賞を三澤さんから頂いた。
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三澤さんが取り組まれた8つの住宅改修事例をまな板に乗せ、山辺構造設計事務所の鈴木竜子さんが構造的な観点から解説、講評を加えるという貴重なやりとり。築40年を超えた住宅ばかりで、築100年程の住宅もあった。

完璧な正解が無い改修工事において、悩みながら落とし所をつけていった改修ポイントを成功・失敗含め共有、次につなげる超実践的な内容

私的には「こんな難しい改修を構造や断熱も高いレベルでケアし、よくこの予算で!」という事例のオンパレード。
そもそも基礎が無く束石のみだったり、上下階の壁位置が全然合ってない増築事例などなど。断熱材は基本入っておらず、気密はほぼ無い状況からの改修気が遠くなる・・・。

既存住宅の改修では耐震・防火・断熱・シロアリ・カビ・健康被害・改修コストなど問題が山積する。
その中で現実的かつ魅力的な最適解に近づく為に「住宅医」の知見はとてもとても大切だと感じた。

改修工事に関わる建築実務者の方々には「住宅医スクール」で学べる内容を是非知って頂きたい▼
毎年、大阪と東京で開校されています。

また、既存住宅改修で悩まれている住まい手にとって「住宅医」はとても心強い存在になると思います!

三澤さんの改修事例や活動についてはこちら▼
木造建築病理学を提唱、住宅医協会設立Jパネル開発に尽力されています

(冨田享祐)








# by han-arc | 2019-12-13 06:34 | 多摩丘陵の家
2019年 12月 11日
首都直下地震
今後30年以内に70%の確率で起きるとされている首都直下地震。
「いつ起きても不思議ではない」、、と聞いていても、大丈夫だよね、、、と思っていましたが、先日放送されたNHKスペシャル「首都直下地震」では、リアルなドラマと合わせて色々な視点で災害時に起こる被害を紹介、ドラマの中で身近な場所が出てきて真剣に考えないといけないなと思いました。

とりあえず、ハザードマップを見て自宅周りの焼失想定エリアを家族で確認。
意外と身近なエリアの焼失棟数が多いこと、また避難場所が焼失棟数の多いエリアだったりと新しい気づきも多くありました。

一度、家族で災害時の避難所や避難経路を確認することをオススメします。
〈南澤圭祐〉
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# by han-arc | 2019-12-11 13:37 | 日常のこと
2019年 12月 10日
「板倉シェアハウス」3 建て方
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「板倉シェアハウス」の建て方工事時の画像です。
板倉造りは、柱間に杉の板材を落とし込んで壁を造ってから上部に梁をのせて立ち上げて行くので、通常の在来木造の建物より上棟には、時間がかかります。
一般の2階建て在来工法の木造住宅では、上棟は、1日で屋根の下地まで完了しますが、以前設計した約50坪の板倉造りの住宅では、建て方に4日程掛かりました。
今回の「板倉シェアハウス」では、上棟に1週間半程を見込んでいたのですが、秋の台風時期に当たり工程がずれ込んでしまいました。
柱間の落し板材は、一枚一枚落とし込んでいくのではなく、壁毎にパネル化することに依り省力化して効率を上げる様、計画していますが、精度を要求されるので、予想より施工には、時間が掛かりました。
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建て方が終了すると一部シックイ等の塗壁・外装(サッシの取付、外壁の板貼)等は残りますが、ほぼ内装の完成形であるスギという単一素材による空間が現れます。(松田毅紀)







# by han-arc | 2019-12-10 10:00 | 板倉シェアハウス