カテゴリ:パッシブデザイン( 7 )

2018年 02月 13日
BIS認定試験受験

1月半ばに講習を受講したBISの資格を取るため、2月の始めにBIS認定試験を受験するため仙台に行きました。
試験会場は札幌と仙台の2会場でしたが、今回は仕事のと両立もあり仙台で受験しました。資格試験を受けるのは、本当に久しぶりです。
とはいってもそのまま帰るのは残念なので、一泊しての翌日、仙台在住の建築家設計島建築事務所三浦正博さんの自邸「スキップするトンネルハウス」(第2回エコハウス大賞受賞)を見学させて頂きました。
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○「スキップするトンネルハウス」(第2回エコハウス大賞受賞)外観

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○少し西側に振れているので、10時過ぎから日射が室内に入ってくる様です。
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○南北に長いトンネル状の住まい、程よいコンパクトなスケール感を心地よく感じました。

試験結果はというと、テキスト持込み禁止で計算問題が8問ある中
なんとか1夜付けで勉強したところ、1週間程待たされましたが無事認定試験の合格通知が届きました。
これで北海道、東北等北國の住まいも自信をもって設計出来ます。(笑)
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ma2da






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by han-arc | 2018-02-13 08:19 | パッシブデザイン
2018年 01月 31日
BIS講習受講

1月の半ばにアトリエハレトケの長崎さんとBISの講習を受けに北海道の札幌に行きました。

BISとは、Building Insulation Specialistという一般社団法人北海道建築技術協会が認定する「北の住まい」を設計する為の資格です。

北海道独自のローカルな資格ですが、「パッシブデザインの住まい」を設計する上で、とても有用な事が学べます。北海道の60年間に渡る断熱・気密技術のへの取り組みの集大成が学べる講習でした。

講習の前日に前乗りをして、札幌在住の建築家山本亜耕さんの設計した「まちなかの小さな300㎜断熱の家(澄川の家)」を見学させて頂いたのですが、新たな知見や今まで疑問に感じて来た事柄についての理解を得たり、大変有意義な時間を過ごすことができました。

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○「澄川の家」外観

山本亜耕さん設計による300ミリ断熱の住まい 外壁は、地場のとど松によるファサードラタン

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○「澄川の家」パッシブ換気空気取り入れ口

 2つある銀色のパイプから外気を取り込む、地中熱で暖めて基礎した空間に給気します。


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○「澄川の家」基礎空間(床下)

 正面の2つのパイプがパッシブ換気の外気取り入れ口、手前のファンコイルで加温します。

ワイヤメッシュで結束されている配管は、ガス熱源で建物外周部に温水を流しています。メインの暖房設備が簡略な物で驚きました。

断熱材の厚さが一定量まで行くと設備レスになることを実感しました。

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「北菓楼札幌本店」

安藤忠雄が大正時代の図書館を改修した「北菓楼札幌本店」講習の合間に見学をして来ました。


ma2da



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by han-arc | 2018-01-31 11:13 | パッシブデザイン
2017年 11月 23日
『パッシブデザイン』について、最近考えていること
私たちは『パッシブデザイン』という考え方を通し、「人と家の快適と健康、そしてその先にある暮らしの豊かさを創る」ことを目指して設計に取り組んでいます。
『パッシブデザイン』は太陽の光や熱、風、水といった「自然の恵みを最大限活かし快適な住環境をつくる」設計手法ですが、突き詰めていけば「あるものを生かす」という考え方です。

前のブログ記事で「九十九里の家」の開口部に関して書きました。
開口部の設計は最も多くの条件がぶつかる難所です。どうやって方針を決定しているかというと、
「建まい手や家の快適と健康、豊かな暮らしの様子」を隅々まで想像しながら、頭に材料(条件)をまとめて放り込み、上手く組み合わせ、ぶつかる条件を整理、あれこれアイデアを出しながら解決していく、そんな感じ」としか言いようがありません・・・。文章力がないこともあり(涙)

開口部だけの話ではありませんが、「相反する、ぶつかる、矛盾する」様々な条件や状況をいかに、「現実的かつ魅力的に解決」していけるか。
いつもここに膨大なエネルギーを注いでいるように思いますし、ここを創造力を持って粘り強く考えることが何より大事だと常々実感します。

この時『パッシブデザイン』はとても大事な発想の軸となるし、有効なコミュニケーションツールになると確信しています。
「自然の恵みを活かし、人と家の快適と健康、暮らしの豊かさを創る」ことは立場は違っても、多くの人が共感し、また反対できるものではないからだと思っています。

そして、「現実的かつ魅力的な解決」を生むためには、『設計者』や『住まい手』、実際の『造り手』など関わる人達が
☆快適で豊かな家づくりや暮らしのイメージを共有し、
☆お互いに創造力を発揮できる体制や、状況をつくりながら、
☆それぞれの経験や知見を上手く組み合わせ、そして丁寧に積み重ねていく
そんな、様々に「あるものを生かす」ことが本当に本当に重要だと、最近の仕事を通して強く感じています。

これから少しずつですが、多くの方の参考になると思った情報を発信、共有していきたいと考えています。
(冨田)

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by han-arc | 2017-11-23 13:40 | パッシブデザイン
2017年 07月 10日
秋田・エコ住宅視察ツアー
少し前になりますが、4月の半ばにエコ住宅最先端を見学に秋田へ1泊2日の視察ツアーに出かけました。防忘録としてアップしておきます。
視察した建物は、もるくす建築社「佐戸の家(佐藤さん自邸)」、西方設計「西方設計アトリエ」、「Q1住宅モデル能能代(西方さん自邸)」の3つの建物です。
「佐渡の家(佐藤さん自邸)」「Q1住宅モデル能能代(西方さん自邸)」については、パッシブハウス基準の性能を持つ高性能の住まいです。
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○ 「佐戸の家(佐藤さん自邸)」
もるくす建築社の佐藤さんの自邸です。
断熱については、屋根:ウッドファイバー480㎜、壁:ウッドファイバー420㎜、基礎:EPSボード200㎜、Q値:0.82W/m2K、C値0.1cm2/m2のパッシブハウス基準の高スペック。
エネルギーについても、化石燃料を使わず、エネルギー自給自足を旨とするオフグリット住宅として設計されています。調理は、薪を熱源をするコンロを使用していたり、冬に2回程訪れる電力機器の際、テレビを見ずに洗濯機に電力を廻すという暮しについての踏み込んだ話まで聞けたのが収穫でした。
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○ 「西方設計アトリエ」
「西方設計アトリエ」は、一度は訪れたい建物でしたが、念願がかない嬉しく思いました。シーランチのような縁甲板張りの外観と屋根緑化、外付ブラインドの取り合い、
庭とのバランスを含めとても好ましいアトリエでした。
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○「Q1住宅モデル能能代(西方さん自邸)」
 西方さんの新しい住まいについては、「日経ホームビルダー」等雑誌で事前に目にしていましたが、床下エアコン、開口部の納まり等ディディールを直接確認し、且つ西方さんのお話も伺う事が出来、大変有意義な経験でした。
仕様を確認してみると断熱については、屋根:高性能GW24kg 420㎜、壁:高性能GW24kg360㎜、基礎:EPSボード120㎜、Q値:0.98W/m2K となります。
断熱仕様のモックアップも展示してありましたので、画像貼付けておきます。
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いずれの住まいも、屋根及び外壁の断熱材厚さは、通常より3〜4倍程の厚みとなっていますが、デザインとしては、厚さを感じさせない様にうまくまとめられており、お二人に話を聞いてみたところ、両人共、ドイツ・スイス圏のエコ住宅を念頭に於いて設計を進められている事を強く感じました。
ma2da
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by han-arc | 2017-07-10 09:23 | パッシブデザイン
2011年 12月 04日
8年目の欅ハウス
「都市に住む」紙面で
 竣工8年目の「欅ハウス」の写真が掲載されました。
 竣工時より、緑が成長し、ますます良い雰囲気です。
 
 パッシブデザインについてのQ&Aにもコメントのせておりますので、
 ご興味ある方は,手に取ってみて下さい。

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by han-arc | 2011-12-04 17:18 | パッシブデザイン
2011年 09月 02日
パーゴラ緑化
今年の春に竣工した栃木県小山市の特別養護老人ホームへ訪れました。
窓からの日差しを防ぐために各居室の前に設置したパーゴラと緑化ネットがゴーヤなどでビッシリでした!
初年度にここまで緑化するとは予想外!嬉しいですね。
パーゴラは各居室の前の60箇所!毎日何十本ものゴーヤが取れてしまいます。
受付の前に置かれ持ち帰り自由!みなさん思い思いに持ち帰り楽しげな風景が生まれています。
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↓今春の竣工時
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↓もさもさです
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by han-arc | 2011-09-02 20:00 | パッシブデザイン
2011年 06月 07日
レイヤー(建具)
「板倉の家」
サンルーム(縁側)の建具のレイヤー
外側からアルミサッシ、夜間通風換気格子戸と室内側に設けた断熱障子の重なり

様々な機能をもつ開口部の開閉により、季節・時刻の変化に対応し自然エネルギーを利用するパッシブデザインの要です。
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by han-arc | 2011-06-07 18:08 | パッシブデザイン