2016年 09月 12日
北アルプス燕岳
週末は長野出張からそのまま足を伸ばし安曇野へ。
両親と私たち夫婦、3歳の娘の親子3世代で北アルプスの燕岳(つばくろだけ)に登りました。

今年は山頂付近の山小屋、燕山荘(えんざんそう)で友人が働いていたこともあり、久しぶりのアルプス登山を思い立ちました。

燕山荘は「いちばん好きな山小屋」、「泊まってよかった山小屋」全国1位になるような人気の山小屋です。子供が生まれる前に夫婦でテントを担いで燕岳に登り、燕山荘の前でテント泊をしましたが、その時からいつか泊まってみたいと思っていました。

80年前に帝国ホテルの資金協力で建てられた本館は建物としても魅力的で、ディテールも素敵。
豪雪地帯である冬の北アルプスにおいて雪が積もらないほど強風が吹き荒れる過酷な環境の中、骨組みがしっかりしている建物は傾きも少なく、とても良い状態で現存しています。

そして何よりホスピタリティーが素晴らしいと感じました。
ようやく辿り着いた登山者への心のこもったお出迎え、翌朝出発するときの鋭気が養われた充実感、「泊まってよかった」と思わされました(笑)。
隅々まで手入れや掃除が行き届いていて、山小屋では有り得ないくらいトイレも綺麗で気持ちよかったです。

■燕山荘(えんざんそう)ホームページ
http://www.enzanso.co.jp/


今回は3歳の娘(15kg)を担いでゆっくりと時間をかけて登る必要があったので、前日は登山口近くの有明荘(ありあけそう)に宿泊。燕山荘と同じ経営者が運営しており、やはりこちらも建物やホスピタリティーが素晴らしい。
建物は特別凝ったデザインという訳ではないですが、簡素だけど細部まで丁寧に設計されているなという印象。
木々に囲まれた少し広目の露天風呂は今まで入った中でも、かなり好きな雰囲気でした。源泉掛け流しでお湯も気持ち良かったのでオススメです!

■有明荘(ありあけそう)ホームページ
http://www.enzanso.co.jp/ariakeso/index.html


燕岳は北アルプス三大急登の一つと言われ、標高差約1300m(海抜1450m→2763m)を一気に登りますが、道が整備されているので危険個所は無く、登山初心者でも安心して登れる山です。
今回は4時間半のコースタイムを倍の9時間かけて登る計画としたので、本格的な登山が初めての両親もそれほど身体に負荷がなかったみたいです。
登り初めは背中に担いでいた娘もすぐに歩きたがり、結局、全行程の8割、標高差1000m以上を自力で登り切ってしまいました・・・。アスレチック感覚でルンルンに登り、登った後もケロっとして皆の中で一番元気な小さな登山者に驚きと共に尊敬の念さえ覚えました・・。

休憩をしっかり取りながら、息も切れないくらいにゆっくりゆっくり登ると、話もできて楽しいし、身体も随分楽です。
全ての登山者の中で一番ゆっくりのペースでしたが、子連れ登山ならではの醍醐味かもしれません。
by tomita
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↑有明荘の外観。蚊よけの花、赤いゼラニウムのプランターが良きアクセントに。
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↑ストック使いもすぐに会得。
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↑岩場が特に好きらしくフォローしようとすると「(自分で登るから)触らないで」と怒られます(笑)
メレルの子供用防水トレッキングシューズが重宝しました。サイズは16センチから。

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↑山荘からの夜明けの風景。雲海の上に朝陽が射し美しい。
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↑夜明けの燕岳。山頂まで30分です。
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↑燕山荘から燕岳山頂までの30分は海辺を歩いているような感覚で楽しめます。
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↑山頂までの岩場も安全に登れます。
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↑山頂から北燕岳を望む。
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↑山頂付近から燕山荘を見た風景。
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↑右上に見えるのが槍ヶ岳。数年前に槍ヶ岳に登ったのもこの風景を見たからです。
以前のブログです。
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↑燕山荘燕山荘フロント前の照明器具。カッコイイです・・・。

以上、北アルプス燕岳でした。
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by han-arc | 2016-09-12 01:54 | 登山


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